ひとつひとつ丁寧に

1月 27, 2012 |

ものづくりに携わると、物を作った最後の行程「検品」作業が有ります。
様々な行程を経てできあがった一体一体にかかわった人間、時間などを考えるととっても愛着がわいてしまい、
作品はわが子このようだ、という芸術家さんや農家の方の気持ちがわかるような気がします。
検品作業を行っていると、「このくらいのキズなら…」とそのまま世に出してしまいたくなってしまうのです。
しかし、そこは心を鬼にして一つ一つを丁寧にチェックして、ゴミを取り、糸の始末をし、
最後の最後までずっと長く手に置いてもらえるようなものになるように妥協したくなる心を我慢することが、
良い商品を作っていく心構えなのかな、と思います。
日本の職人さんや、産業を紹介するテレビ番組を見て、職人さんたちの途方もない精神力に感服して、
私もものづくりを担う一員として検品がんばります!

◆前田◆

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