昔、近江商人の天秤棒をかついで鍋蓋売りをする話を映画教材として見たことがあります。
そのなかで、もっとも印象深かったのが表題の言葉です。
売り手よし、買い手よし、世間よし。
三方よし。
自分だけが儲けようとするのではなく、買い手に喜んでもらう、世間の役に立つ。
それこそ商売の基本だ、という意味だと説明を受けました。
買い手であるお客様に喜んでいただく、儲けはまた世間に様々な形でお返しする。
言われてみれば当たり前のようで、実際には自分を中心に考えてしまいがちです。
買い手、世間に先に「よし」と感じてもらう。
そうすれば、自然と自分も「よし」と思えるようになる。
この言葉を忘れず、お客様に接してまいります。
■辻本■
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